米ブルームバーグ通信などは5日、ツイッターの利用者2億3000万人以上の個人情報が流出した可能性があると報じた。システムの欠陥が原因とみられるという。ツイッター社は利用者に対し、パスワードの変更など、不正アクセスへの対策を取るよう求めている。
流出した可能性があるのは政治家や記者、金融機関関係者らの名前やメールアドレス、フォロワー数など。流出したのは2021年頃の個人情報とみられるが、現在の利用者の多くが被害に遭った可能性がある。22年4~6月期のツイッターの1日当たりの利用者数は約2億4000万人に上る。(ニューヨーク支局 小林泰裕)