ツール・ド・東北にケネディ大使が出場へ

 石巻市と気仙沼市を結ぶ東日本大震災の沿岸被災地を舞台に14日開かれるサイクリングイベント「ツール・ド・東北2014」(河北新報社、ヤフー主催)に、キャロライン・ケネディ駐日米大使が出場することが決まった。震災の爪痕が残るコースで、被災地を肌で感じながら自転車を走らせる。
 ケネディ大使は、復興支援目的の公務として参加する。出発点の石巻専修大(石巻市)でのスタートセレモニーであいさつ。60~220キロまで4種類あるコースのうち、「女川・雄勝フォンド」(60キロ)に出場する。
 復興と再生への思いをつなぐツール・ド・東北は、昨年に続き2回目。石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市を巡る。全国から約3000人が出場し、順位やタイムを競わないファンライド方式で行う。

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