米国のティーンは、1カ月に3000通以上携帯メールを送受信している--米Nielsenが10月14日、このような調査結果を発表した。
2010年第2四半期に最も携帯メールを送受信した年代はティーン(13~17歳)で、平均で1カ月に3339通だった。ティーンの女子は特に多く、1カ月に4050通。ティーン男子は2539通だった。18~24歳のヤングアダルト層は1630通となった。
ティーンの携帯メール利用は前年同期から8%増えているが、携帯電話での通話は14%減少している。第2四半期の通話時間は1カ月当たり646分だ(女子 753分、男子525分)。ティーンの22%は、携帯メールは通話より簡単だとし、20%はメールの方が速いとしている。音声通話の利用は24歳をピークに減る傾向にある。
またティーンの間ではデータ通信の利用も増えており、前年の14Mバイトから62Mバイトに拡大している。メールや通話は女子の方が多いが、データ利用は男子の方が多く、男子が72Mバイト、女子が53Mバイトとなっている。最も多いのは写真などのマルチメディアコンテンツの送信で、モバイルインターネット、アプリダウンロードが続く。