テント巡り、買い物楽しむ 仙台・伊達美味マーケット開幕

 仙台市青葉区のサンモール一番町商店街に農産物や手作りパン、雑貨などを扱うテントが並ぶ「伊達美味(うま)マーケット」が10日開幕した。今後は、隔週の木~土曜日に開催される。
 初日は約40軒がテントを出し、開幕を待ちわびた市民が買い物を楽しんだ。名物の「秋保おはぎ」で知られる佐市(太白区)といった人気店に加え、店舗を持たない店や個人、マッサージなど体験型のテントもある。
 商店街では昨年、3年間続いた同様の市場が終了した。マーケットは、にぎわいを惜しむ利用者の声に応えるとともに、商店街の活性化を目指し広告会社ユーメディア(若林区)が企画した。
 マーケットのコンセプトは「おいしい出会いのある市場」。事務局は「生産者と消費者が会話を楽しみながら買い物できる市場を目指したい」と話す。
 販売だけでなく、市民活動の情報発信や学びの場としての活用も検討するという。
 開催時間は午前11時~午後6時。開催日や出店者などの詳しい情報は「伊達美味マーケット」のホームページに掲載する。

タイトルとURLをコピーしました