東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)とユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の2015年度上半期(4~9月)の入場者数が1日出そ ろった。ディズニーが前年同期比でマイナスに落ち込む一方、USJは過去最高を更新し、東西の大型テーマパークの明暗が分かれた。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの合計入場者数は前年同期比4.8%減の1437万2000人。上半期では過去3番目の高水準とはいえ、2年目に入った人気ナイトショーの反動減や天候不順が響いた。4月からの入場料値上げも影響した可能性がある。
一方、USJの入場者数は18%増の約654万人。映画「ハリー・ポッター」をテーマに昨年7月オープンしたアトラクションのバージョンアップが奏功。 「進撃の巨人」など日本の人気漫画やアニメをテーマにしたイベントの開催期間を6月下旬まで延長したことも、梅雨時の集客増に寄与した。