トヨタ、カーシェア事業本格参入

トヨタ自動車が全国に約5千ある販売店を活用し、カーシェアリング事業に本格参入する方針を固めたことが27日、分かった。2020年代前半から25年にかけて東京のトヨタ直営店を皮切りに、全国にある地場資本の販売会社に広げる。

 車の利用が「所有から使用」に移りつつあり、新車販売が中心だった店舗の役割を見直す。高齢者の見守りサービスや物販など地域に密着した新事業進出も後押しする。ホンダや日産自動車も販売店などで車を貸し出す取り組みを始めており、メーカーがカーシェア事業を展開する動きが広がってきた。

タイトルとURLをコピーしました