トヨタ、新型プリウス発売 予約殺到、納車待ち4カ月

トヨタ自動車は9日、看板のハイブリッド車(HV)「プリウス」の新型車を発売した。6年半ぶりに全面改良した4代目プリウスの燃費は、最も良いモデルで国内最高のガソリン1リットルあたり40キロ。事前に予約を受け付けており、納車待ちが4カ月近い人気という。

エンジンの燃焼効率をよくし、モーターを回す電気の損失を抑えることなどで、3代目よりも燃費を2割ほど改善した。同社のより小型のHV「アクア」などに奪われていた燃費国内トップの座を取り戻す。

4代目は燃費だけでなく、これまで弱点だった走りの性能にも力を入れた。重心を2センチ下げたりモーターの力を強めたりし、3代目よりも安定してカーブを曲がることができ、強い加速もできるようにした。

消費税込みの価格は約243万〜320万円。販売店によると、今購入を決めても、納車は年度内に間に合わない予約状況という。

タイトルとURLをコピーしました