日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽協)が4日発表した5月の新車販売台数は、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同月比約2・5倍の2万7208台で、12カ月連続の首位だった。
プリウスの現在の納期は2~3カ月程度。今後は、新車購入補助金制度が終了する9月末に間に合う顧客による「駆け込み需要」が増えそうだ。
2位はスズキの軽乗用車「ワゴンR」の1万4475台、3位はダイハツ工業の軽乗用車「タント」の 1万3518台。
軽自動車を除く乗用車市場だけでみると、プリウスは13カ月連続トップで、2000年以降ではトヨタの国民的大衆車「カローラ」が00年9月~01年10月の14カ月連続トップに次ぐ記録となる。