トヨタ自動車とマツダが提携拡大の最終調整に入ったことが2015年5月9日に分かった。環境対応車の共同開発や、部品調達での協力も行っていく考えだ。
トヨタはマツダに対し、燃料電池車(FCV)や家庭で充電できるプラグインハイブリッド車などの技術を供与し、マツダはガソリンやディーゼル エンジンの高出力・低燃費技術を供与する方針だ。さらに、部品の共同調達なども行い、コスト削減を狙う。環境対応車の技術については開発費が膨らみ、一社 で費用を賄うのは無理な状態になっている。2社の連合によってグローバル競争を勝ち抜こうというものだ。