トヨタのHV「アクア」が燃費世界一を奪還

トヨタ自動車は26日、主力の小型ハイブリッド車(HV)「アクア」の燃費をガソリン1リットル当たり37.0キロまで高め、12月2日に発売すると発表した。9月に発売したホンダの新型HV「フィット」(36.4キロ)から燃費効率世界一を奪還し、車名別の国内新車販売台数でも首位の座を取り戻したい考えだ。
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 新型アクアはエンジン内部の摩擦抵抗を減らすなどして効率を高め、燃費を現在の35.4キロから1.6キロ向上させた。また、遮音材を追加して静粛性を高めるなど、乗り心地も良くした。価格は170万~195万円で、現在より1万円程度高くなる。
 アクアはHV「プリウス」と並ぶトヨタの主力車種。車名別国内新車販売では2012年度通期でトップを獲得したが、月間ではフィットが2年半ぶりに首位に返り咲いた10月の集計で3位に後退した。
 トヨタの担当者は「商品強化を加えて販売台数1位に戻したい」と意気込んでいる。

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