ドコモ、ツートップを「おすすめ機種」に戦略見直し 3機種を販売支援、値引きも

 アンドロイド搭載のスマートフォン(高機能携帯電話)9機種など冬春向け16機種を10日発表したNTTドコモの加藤薫社長は、発表会のなかで、富士通、シャープ、ソニーの各1機種、計3機種を「おすすめ機種」として位置づけると表明した。
 今夏商戦では、特定2機種について、本社が値引き販売や広告宣伝、店舗販売などで販売を支援する「ツートップ戦略」を導入したが、冬春モデルでの「おすすめ機種」は推奨体制を緩やかにする。それでも販売報奨金積み増しによる値引き販売は継続。「(本体価格は)1万円から1万5千円程度で売りたい」と加藤社長は考えている。
 「おすすめ機種」は富士通の「アローズNX F-01F」、シャープの「アクオスフォンZETA SH-01F」、ソニーの「エクスペリアZ1f SO-02F」の3機種。
 アローズとアクオスフォンは大容量バッテリーと省電力液晶画面を搭載しており1回の充電で3日以上使用できるという。エクスペリアはシャッターを押した瞬間の前後それぞれ1秒間に61枚の連続写真を撮影。スポーツなど動きの速い被写体でもベストショットが容易に選べられる。

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