ドコモとメルカリが提携 スマホ決済で連携、再編加速

NTTドコモとメルカリは4日、キャッシュレス決済分野での業務提携を発表した。5月以降、ドコモが契約者を中心に付与する共通ポイント「dポイント」を、メルカリが運営するフリーマーケットアプリで使えるようにする。今夏には両社が提供するスマートフォン決済サービスで、保有する残高を相互に使うことができるようにし、連携を強化する。

 スマホ決済は競争が激化しており、各社とも利用者獲得に向けた投資がかさみ、この分野で赤字を計上している。ソフトバンク系の「ペイペイ」や、「LINE(ライン)ペイ」の陣営が経営統合を発表するなど、生き残りに向けた再編の動きが一層加速している。

タイトルとURLをコピーしました