煌めくオーロラのように美しいメタリック塗装とアルマイトパーツを持つDOPPELGANGER 219 aurora。

自分たちが本当に乗りたい自転車を作りたい。
DOPPELGANGER 219 auroraは、そこから開発がスタートしています。

コンパクトで軽量で走破性が高い。
どのような環境でも思うように走ることができる。

しかし、MTBのような「いかにも」というルックスではなく。
ロードバイクのように衝撃を直接伝えるようなリジッド感ではなく快適に。

日本独特の、自転車における走行環境として、「あるときは人と。そしてあるときは自動車として走行する必用がある」ということがあります。
欧米のように、完全に「車両」として走行するのであれば、整備された車道のみを走行することになり、歩道をまたいだり、段差を超える機会は少なくなります。

しかし日本ではどうでしょう。
軽車両として自動車と同じ道路を走行しながらも、あるときには歩道や段差をまたがねばならない時があります。
さらに場合によっては折りたたんで家屋内に保管するケース、輪行するケースも考える必要があります。
その意味においては、日本において「日常走行/使用する」自転車は欧米のそれよりも過酷な環境に置かれているとも言え、設計時に考慮しなければならないファクターが多く存在すると言えるでしょう。

これらの要件を満たすために私たちが選んだのが202 blackmaxを起点とする「ツインチューブフレーム」。
大径パイプを高圧にてプレスして2本のチューブを成形し、軽量化と持ち運びを容易にするために楕円の穴を打ち抜く、という特殊な方法で製造されるドッペルギャンガーのアイコンとも言えるフレームです。

このツインチューブフレームに、「いかなる環境においてもより快適に走行できる」ということを考慮してリヤフレームにサスペンションをビルトイン。
このサスペンション構造はサブフレームを持たず、フレームとのデザイン的連続性を損なわずにショックアブソーバー機能を持たせたものです。

同時に、フロントにもZOOM製の大容量ショックアブソーバーを装着することで、走破性を大幅に高めています。