ドロシーリトルハッピー、震災乗り越えデビュー3周年「最初は観客3人の時も…」

仙台発5人組ガールズユニット・ドロシーリトルハッピーが16日、宮城県・日立システムズホールにて全国8箇所をまわるツアー「Dorothy Little Happy Live Tour 2014 ~STARTING OVER~」の初日公演を行った。
 同グループは、2011年3月16日にミニアルバム「デモサヨナラ」でメジャーデビュー。だが、3月11日に発生した東日本大震災の影響で入っていた予定が全てキャンセルとなり、グループとしての活動そのものが危ぶまれるアクシデントに見舞われた。
 その後、持ち前の明るさとまっすぐな姿勢でコツコツと活動を重ね、昨年は発売されたシングル2作品がオリコンシングルウィークリーチャートでTOP10以内に連続ランクイン、今年2月26日に発売となった2nd Album「STARTING OVER」はオリコンアルバムウィークリーチャートで初登場9位(3/10付)を獲得して多くのファンに注目をされる存在に成長した。
 ライブでは、3年間の歩みを確かめるかのように新旧の楽曲を織り交ぜた19曲を披露。1曲1曲に気持ちを込め、アンコールラストではメジャーデビュー曲「デモサヨナラ」を歌唱し、ファンに感謝を伝えた。
 メンバーは「メジャーデビューして間もない頃は、イベントに観客が3人だけしかいなかった会場もありました。でも、今日はホール会場いっぱいのお客さんを前に歌うことができた。会場の大小、人数に関わらず、聴いていただけるお客さんの為に、これからも精一杯歌を届けていきたい」と力強く語っていた。

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