顔がナス色に変色したことで“ナスD”と呼ばれる友寄隆英ディレクター(43)のアマゾン奥地での破天荒な取材ぶりで話題を呼ぶ、テレビ朝日系の冒険バラエティー「陸海空こんな時間に地球征服するなんて」(火曜午後11時15分)が、10月からプライムタイムで放送されることが24日、発表された。今年4月に始まったばかりの同番組だが、半年での“昇格”となった。
プライムタイムは午後7時から同11時までの時間帯。午後7時から同10時までのゴールデンタイムと重なっている。このことからプライムタイム独自の午後10時台に移行すると思われる。同局の午後10時台は月〜金曜は看板番組の「報道ステーション」を放送中。土曜は「あるある晩餐会」、日曜は「しくじり先生」を放送中。ともに好調なだけに、枠移動した後の土曜か日曜の午後10時台に放送される可能性が高い。
「陸海空−」は「部族」「豪華客船」「ドローン」「釣り」「ミステリー」の5つの視点で、5組が世界の各地でガチンコ取材を敢行。「黄金伝説」などを手掛けた友寄ディレクターが「部族」を担当して、お笑いコンビU字工事とともにアマゾン奥地に乗り込み、生の魚を食べたり、川の濁った水を飲んだりと体当たりで話題沸騰。揚げ句の果てにタトゥーに使う染料を「美容にいい」と言われて塗りたくり、顔がナス色に変わって取れなくなってしまった。
最初は驚いた友寄ディレクターだが、その後は大して気にもせず、体当たり取材を続けていることから“ナスD”のニックネームで人気を呼んでいる。友寄ディレクターは「番組が継続することは、とてもうれしく思います。ジャングルは、これからの季節、動物や果物がとても多くなります。10月以降も、素晴らしい自然や先住民の姿をお伝えできるよう頑張りますのでよろしくお願いします」とコメントを発表した。