ナチス関連の本を持つ女性の写真掲載…千趣会が「ベルメゾン」など2誌を自主回収

カタログ通販大手の千趣会は20日、通販カタログ「ベルメゾン」と「花笑むとき」の2022年秋号で、モデルがナチス・ドイツに関する本を手にした写真を掲載していたとして、2誌を自主回収すると明らかにした。

 同社は会員向けにメールで謝罪し、「被害者の方々を傷つける意図はない。再発防止に向け、誌面のチェック体制を強化する」としている。

 回収対象のカタログには、イタリア語で「第三帝国の建築」と書かれたナチス・ドイツの支配体制に関連する本を手にする女性の写真を掲載。「わくわくする本が見つかった」との文章を添えていた。今月中旬に社外から指摘があり、発覚した。

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