ネットフレンドの少ない日本、ブログを書きたがる中国―ネットに関する調査

イギリスの市場調査企業、TNSが行ったインターネットに関する調査報告が発表された。新浪網などの中国国内メディアでもその結果が伝えられた。
 この調査はTNSが世界46カ国のインターネットユーザー5万人を対象に実施したもの。新浪網はSNSサイトにおけるユーザー1人あたりのインターネット上の友人数について紹介した。1人あたりのネットフレンドが最も多かったのはマレーシアで、平均233人だった。以下、ブラジルの231人、ノルウェーの217人と続いている。
 一方、最もネットフレンドが少なかったのが日本で、平均29人だったという。なお、中国は平均68人だった。これらの結果についてTNSの関係者は「質をとる文化と量をとる文化の違いの現れ」と分析した。
 毎週のSNSサイト利用時間では、マレーシアが平均9時間でネットフレンド数と同様にトップという結果になり、2位がロシアの8.1時間、3位がトルコの7.7時間だった。
 また、中国や中東、南米といったインターネット新興国ではインターネットに対する「情熱」が強い傾向があるとされ、アメリカではブログを書くユーザーが全体の32%に留まったのに対し、中国では80%以上のユーザーがブログを書いているという結果も伝えられた。(編集担当:柳川俊之)

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