ノリに応援メッセージ ラーメン店が被災児支援

東日本大震災で被災した子どもたちを応援しようと、埼玉県内にある41のラーメン店が応援メッセージを印刷した特注のノリをラーメンの具に使用し、売り上げの中から1杯につき100円を寄付する「ともだちラーメン大作戦」を22日から始める。来年1月22日まで実施し、集まった寄付金は子どもを支援する団体に送る。
 企画したのは出版社「幹書房」(さいたま市)。3月に東北のラーメン店を紹介する本を出版する予定だったが、震災で被災した店もあって頓挫。被災地支援に取り組んできた県内のラーメン店とも相談し、賛同店を募って実現にこぎ着けた。
 各店が共通で使用するノリは幹書房が業者に特注した。「がんばれ東北 ともだちラーメン大作戦」と印刷。関泰邦社長(60)は「親を亡くすなど最も被害を受けた子どもたちを応援したい」と話している。

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