ハンバーガーおかわり自由に挑戦! 残すと商品相当額お支払い…

今月2日、韓国ロッテリアに「100円で買収された」と韓国メディアに報じられた日本のバーガーキングが、16日から国内全35店舗で「おかわり自由」キャンペーンを始めた。価格は750円~で牛丼よりは高いが、腹ペコサラリーマンにとっては朗報?! 解禁に先立つ15日、モニター店で試食してみた。
 「おかわり自由」は、15日午前に一部店舗がツイッターを通じて明かし、瞬く間に広まった。バーガーキング・ジャパンは15日午後に報道発表。来月15日までの期間限定でハンバーガーとドリンク、ポテトなどがセットになった「ミール」を注文すれば、ハンバーガーに限り「おかわり自由」にするというもので、「1人でも多くの方に『ワッパー』(同社のハンバーガーの呼称)を試していただくための初の試み」(広報)という。
 そこで15日夜、「おかわり自由」を今月6日から試験的に導入中の東京・阿佐ヶ谷店で「ミール」を注文し、おかわりに挑戦してみた。注目すべきはドリンクメニューにあるハイネケンとハイボール。居酒屋代わりになるかもしれない。
 渡された「おかわり自由」のチラシには「ルール」があった。要約すると(1)最初に注文した「ミール」を完食(2)その量に満足しなかった場合には、満足するまで無料でワッパー類を提供(3)追加ワッパーは、食べた分の包み紙と交換(4)受付時間はレシートに打刻された時間から30分以内-。
 ワッパーは他社のハンバーガーより一回り大きい直径約13センチ。中の肉はしっかり火が通り、ジューシーなのが特徴だ。大手チェーンの味に慣れている分、新鮮な驚きがある。1個目のワッパーは10分ほどでポテトも含めて完食。2個目の注文へ走った。
 レジの店員に「お席までお持ちいたします」と言われて待つこと数分、2個目が到着した。だが、ここで大きな障害が。持つと思わず「アツアツアツ」と声を漏らしてしまうぐらい熱いのだ。厨房をのぞくと、作り置きせずに直火の網焼きでハンバーグを焼いているようだ。2個目を平らげた時点で20分が経過。あわてて3個目を注文した。
 だが今度は、なかなか席に届かない。店内を見回すと、ツイッターを見て来店したと思われる若者も挑戦しているようだ。3個目の注文から9分30秒後、ようやく到着したが、その時点で時間切れ。店員は「5個ぐらいが最高記録ですね」と教えてくれた。
 3個目を食べ始めたが、そこからが長い。さすがに同じハンバーガーを3個連続は辛い。だが、食べ残すと「商品相当額をお支払いいただきます」とルールにあるのでどうにか完食。摂取カロリーはワッパー3個だけでも推定2000キロカロリー以上。1日に必要な熱量を1食で摂取できるというわけだが、サラリーマンの昼食用には、ちとキツいかもしれない。

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