宮城県白石市は6日、原付きバイクなどに交付するナンバープレートのオリジナルデザインを発表した。白石城などをモチーフにした。8月1日に交付を始める。
ご当地ナンバープレートの導入は県内の市町村では登米市、気仙沼市に次いで3番目。白石城と市のPRキャラクター「ポチ武者こじゅーろう」をデザインに採用した。昨年6月の市議会定例会での一般質問を受け、庁内で検討を進めてきた。
対象車種は排気量50cc以下、90cc以下、125cc以下の3種類。交付枚数は50cc以下(白)が800枚で、90cc以下(黄色)と125cc以下(ピンク)は各100枚の計1000枚と限定した。
交付手数料は無料。新規登録のほか、従来のナンバープレートからの変更もできる。風間康静市長は「走る広告塔として、市の観光PRや地域振興に一役買ってほしい。復旧から復興への第一歩になる」と期待を寄せた。