バカだと選挙に参加することができない州がある?

アメリカのおバカな法律を数回にわたって紹介する「アメリカ横断!本当にあるおバカな法律」。前回はジョージア州の“デブでショートパンツの女は飛行機に乗れない”という法律を紹介した。第2回目は「ニューメキシコ州」のおバカな法律だ。
 ニューメキシコ州は、米国南西部にある州。州の南側はテキサス州およびメキシコとの国境に接している。インディアンとスペイン系の植民者とラテンアメリカからの移民を合わせたヒスパニック系の人口の最も多い州でもある。この州にはどんなおバカな法律があるのだろうか。
●空港の敷地内では女性、子供またはインディアンとカードゲームをしてはならない
●女性は公衆の場で無精ひげを生やしたように見られてはいけない
 予想はしていたが、やはりインディアン関連の法律が出てきた。女性と子供とインディアンという括り方がよくわからない。しかも“カードゲーム”という限定付き。インディアン・ポーカーでもやるのだろうか。さらに、この2つよりもさらに強烈な法律がある。
●バカは投票してはならない
 バカには投票権がないという直接的な法律。ある意味、良い政治ができそうではあるが、かなり差別ではないだろうか。そして、バカかそうでないかはどのように判断するのだろうか。知能検査を毎年実施してIQ70以下の人は投票権が剥奪されるとか、そういう制度なのだろうか。謎である。
 そんなバカに対して厳しい法律があるアメリカだが、意外とバカなノリが好きな人は多いようだ。『シャーロック・ホームズ』や『アイアンマン』で渋いイケメン役を演じているロバート・ダウニーJrがなんと史上最強のおバカ映画に出演しているのだ。その映画とは、2011年1月22日公開の『デュー・デート~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』。ロバートは、妻の初出産に立ち会いたくてアトランタからロサンゼルスまで急いでいるのに、トラブル男のせいで一向に道程が進まないことでキレまくる男の役を演じる。今までの出演作のイメージから考えて、「なぜこれに出演?」と思ってしまう。それだけ魅力のある映画なのだろうか、その答えは劇場で確認したいものだ。
 この『デュー・デート~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』は livedoorニュースだけではなく、オンラインゲームサイトのハンゲームでもキャンペーンを行っている。ミッションをクリアして大陸を横断するキャンペーンで、全部クリアすると特別なアバターアイテムがもらえる。こちらもぜひ参加して欲しい。
次回は、あの大自然が作り出した有名観光スポットがあるあの州だ。どんなバカ法律があるか楽しみにしていて欲しい。

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