バス運転手の接触者入院=感染か検査―新型肺炎

大阪府は29日、新型コロナウイルスによる肺炎感染が確認された奈良県のバス運転手男性と接触した人が、大阪市内の病院に入院していると発表した。

 国立感染症研究所が新型肺炎に感染しているかどうかの検査を進めている。

 府によると、この人物は当初、大阪府外の病院で受診し、感染症が疑われる原因不明の重症例として大阪市内の病院に入院した。その後、バス運転手男性の新型肺炎感染確認を受け、厚生労働省から連絡があり、男性の濃厚接触者であることが分かったという。

 運転手男性は今月8~11日と12~16日の2回にわたり、中国・武漢市からのツアー客計60人を乗せて東京―大阪間を運転。この間に成田空港や関西空港のほか、奈良公園(奈良市)など複数の観光地に立ち寄っていた。 

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