【ITエクスプレス】
ネットバンキングやオンライン通販など、ネット経由で個人情報をやり取りする機会は増える一方だ。それゆえ、IDと対になって鍵の役割を果たすパスワードのセキュリティー確保は、ますます重要性が高まっているが、相変わらず不正アクセス事件は多い。
き 本欄では今年7月19、26日の記事などで、安全なパスワードの作り方を解説した。だが、本当に安全性の高いパスワードが作れたかどうか、判断がつかない人もいるだろう。そんなときは、マイクロソフトが提供する「パスワードチェッカー」(https://www.microsoft.com/japan/protect/yourself/password/checker.mspx)を試してみてほしい。
使い方は実に簡単。サイトにアクセスして、自分が使っているパスワードを入力するだけで、パスワードの「強度」を「弱」「中」「強」「最強」の4段階で評価してくれる。強以上になるように、いろいろ変えて試してみよう。
安全なパスワードであることを「保証」するものではないが、ひとつの目安としては十分役に立つし、強力なパスワードを作るための「ヒント」も実に参考になる。(伊藤壽一郎)