パナ、欧州の携帯販売撤退へ 国内事業は売却検討

 パナソニックが不振の携帯電話事業に関し、欧州市場での販売を早ければ2012年度中に打ち切る方向で検討していることが26日分かった。国内事業も売却や他社との提携を視野に入れている。スマートフォン(多機能携帯電話)は、米アップルや韓国サムスン電子などに販売で差をつけられており、大胆な方針の転換が必要と判断した。携帯事業のリストラ関連などで1千億円規模の費用が必要となる可能性がある。

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