パナソニック、来年前半にスマホを国内投入

パナソニックは１６日、スマートフォン（高機能携帯電話）を、２０１１年前半にも国内市場に投入する方針を明らかにした。スマートフォンは米アップルのほか、英ソニー・エリクソンやシャープなど、各社の投入が相次いでおり、パナソニックも早期の投入でシェア確保を目指す。
　パナソニックモバイルコミュニケーションの脇治社長は同日開いた商品説明会で、「遅れていたスマートフォンについても実現をスピードアップさせたい」と述べた。投入するスマートフォンには、米グーグルの基本ソフト（ＯＳ）「アンドロイド」を搭載し、海外にも１２年前半までに投入する考え。
　一方、パナソニックは１２月にＮＴＴドコモ向けなどに投入する新携帯電話「ルミックスフォン」の詳細を発表。デジタルカメラ「ルミックス」に似せた新たなデザインで、画質もデジタルカメラ並の高画質を実現した。タッチパネルを触るだけで撮影画像をパソコンに保存したり、メール送信する機能を搭載している。