パナソニックは14日、Android 2.1を搭載した3.5型タッチ液晶のポータブルメディアプレーヤー「SV-MV100」を発表。3月18日に発売する。価格はオープンで、予想実売価格は30,000円前後。
同製品は、OSにAndroid 2.1を搭載。そのほか、3.5型タッチパネル液晶ディスプレイ(解像度854×480ピクセル)とワンセグテレビチューナー/FMラジオチューナーを搭載する。内蔵フラッシュメモリは16GBで、SD/SDHC/SDXCカードに記録した音楽/写真/動画ファイルの再生に対応。ワンセグテレビやFMラジオの視聴/録画/録音も行なえる。
IEEE802.11b/gの無線LANに対応しており、web閲覧やYouTubeの視聴などインターネットを楽しめる。また、PCのメールを送受信することが可能で、PodcastやRSSリーダー、radiko.jpなどに対応し、ネットワークメディアプレーヤーとしても利用できる。
ただし、Android Marketには非対応。代わりに、5月からBIGLOBEが提供するアプリマーケットプレイスの「andronavi(アンドロナビ)」によるアプリ提供サービスが実施される見込み。同サービスは「SV-MV100」用にカスタマイズしての提供となる。
同社製レコーダー「ディーガ」と連携した機能を搭載。ディーガから書き出したSDカード内の録画番組の再生をはじめ、無線LAN環境下において2月発売のディーガの「お部屋ジャンプリンク」機能を活用可能。ディーガで受信する地上デジタル・BSデジタル・CSデジタル放送を転送して視聴できるほか、ディーガの内蔵HDDに記録した録画番組や写真の再生/転送が可能となっている。
そのほかの特長として、聴きたい曲を素早く選べるアルバムのスクロール機能や、ビデオの見たいシーンをすばやく探せるプログレスバー操作など、タッチパネルならではの直感的操作が可能。加速度センサーを搭載し、本体の向きに応じて、画面の向きが自動で切り替わる。
バッテリはリチウムイオン充電池で、連続駆動時間はファイル再生の場合、動画が12時間で音楽が50時間。本体サイズは幅119.7×高さ60×奥行14.7mm(突起部除く)、重さは約130gの小型・軽量ボディ。本体カラーはブラック/ホワイトの2色を用意した。
対応ファイルは動画がH.264/MPEG-4/WMV、静止画がJPEG、音楽がAAC/MP3/WMA。280mWスピーカーを内蔵。インターフェースはUSB2.0/3.5mmステレオミニなど。付属品はUSB接続ケーブル/ワンセグアンテナケーブル/ステレオインサイドホンなど。