パパママ必見! 時間を決めず欲しがった時に授乳した方が子どもの頭は良くなるという研究結果

乳児をお持ちの皆さん、これからパパママになる皆さん、ご注目。最近の調査によると、3時間おきなどの一定間隔を守って授乳した子に比べ、欲しがった時に母乳やミルクを飲ませる「赤ちゃんまかせ」の授乳をした子の方が、のちに学校の成績が良く、IQも高くなる傾向にあるという。
調査は、1990年代生まれの1万人超の子どもを対象に英国のエセックス大学とオックスフォード大学が行ったもの。両親の学歴や収入、育児法、子どもの性別や健康状態など、様々な要因と子どもの発達の関連を分析した。
すると乳児期に赤ちゃんまかせの授乳をした子、時間を決めようとしたがうまくいかず授乳間隔にバラつきがあった子は、時間通りに授乳した子に比べて知能指数が高いことが分かった。また5歳、7歳、11歳、14歳での学力テスト全てにおいても点数が良かった。
8歳時のIQテストを見ると、母乳、ミルクにかかわらず、時間を決めずに授乳した子のIQは約5ポイント高かった。これは平均的な30人学級で例えると、IQが真ん中(15~16番目)の子と11~12番目の子のポイント差にあたるという。
赤ちゃんが自力で空腹を伝えようとすることが脳を刺激するのではないかという推測もされるが、詳しいことは分かっていない。
調査を行った研究者らは、「授乳時間の間隔と脳の発達に何らかの因果関係が認められたのは重大な結果ですが、明らかな関連づけや理由の解明には更なる研究が必要です」とコメントしている。
どんな授乳スタンスであれ、親が「こうでなければ」と思い詰めるとストレスになる。ただでさえ睡眠不足で精神的にも疲れやすい授乳期。無理なく出来る範囲で、親が楽しみながら子育てするのが子どもには一番かも知れない。
参照元:DailyMail(英文)

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