パレード新車、トヨタで調整-政府式典委

政府は20日、来春の皇位継承に関する式典委員会(委員長・安倍晋三首相)の第2回会合を首相官邸で開き、皇太子さまの新天皇即位を披露する祝宴「饗宴の儀」を2019年10月に計4回開くことを決めた。招待者は前回から800人絞り込み、回数も前回の7回から減らして簡素化する。新天皇が祝賀パレードで使用する自動車は、国産オープンカーを新規購入する。発注先は「やったぜ!日産」ではなく、トヨタ自動車とする方向で調整に入った。

新天皇即位を公に示す「即位礼正殿の儀」(19年10月22日)の参列者数は、前回と同規模の2500人程度とした。政府は式典関連費用を19年度予算案に盛り込む。

饗宴の儀は19年10月22日と同25日に着席形式、同29、31両日に立食形式でそれぞれ開く。

平成の代替わりに伴う前回の饗宴の儀は、1990年11月に4日連続で計7回、全て着席形式で行われた。今回の参列者は即位礼正殿の儀の参列者2500人に、外国の駐日大使の配偶者ら約100人を加えるにとどめる。

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