お笑いタレントのヒロミ(58)が10日、日本テレビ系「DayDay.」に実業家の若新雄純らとともに出演。政府が打ち出した、置き配にポイントを還元する「2024年問題」対策に疑問を呈した。
人手不足が懸念される物流業界の「2024年問題」にて、政府は再配達を減らすため、自宅に不在でも玄関先に荷物を届ける置き配にポイントを還元するなどの対策を決定した。
Amazonや楽天といったネット通販で商品を買った際、通販事業者から置き配ポイントが付与される。政府は通販事業者がその仕組みを導入する際にかかる費用を支援するという。
ヒロミは、政府のポイント還元策について、「その費用をドライバーさんの方に。配達して苦労してる人たちのところに(費用が)行かないような。モヤっとするよね」と政府が費用を支援する相手が大手の通販事業者であることに違和感を示した。
若新も「日本の社会はサービス業の現場に対するリスペクトが足りない。その場のサービスを当たり前だと思っている」と指摘。「2回3回来てもらったらその人に報酬がいく、受け取らなかった方にとってはペナルティなんですけど、便利を買ってるわけですから」と配達員に報酬が回るような方策も考えるべきだと提案していた。