ビジネスパーソンの睡眠時間、東京は世界5都市で最短=調査

 [東京 8日 ロイター] 東京のビジネスパーソンが平日にとる睡眠時間の平均は6時間を下回り、ニューヨークやパリ、ストックホルム、上海のビジネスパーソンより短いことが、食品メーカー味の素<2802.T>の調査で明らかになった。
 調査は30代から50代の約900人を対象に、7月から8月にかけてインターネット上で実施。平日の平均睡眠時間が最も長かったのは上海の7時間28分で、ニューヨークは東京に次いで短い6時間35分だった。
 味の素の広報担当者は、「どの都市でも起床時間は6時半から7時で、ほぼ同じだった」と明かし、東京の睡眠時間の短さについては「長い1日を過ごした後、帰宅後にもゲームをしたりして真夜中過ぎまで寝ない」と指摘した。
 また、生活の中で最も重要なものを聞くと、東京とパリでは「睡眠」との回答が最多だったが、上海とニューヨークでは「家族と過ごす時間」が1位だった。

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