ビルの谷間に夕日が沈む「センダイヘンジ」を撮影 見頃は定禅寺通が18日まで、南町通は20~26日

仙台市中心部で、東西方向に走る通りに沿って夕日の沈む「センダイヘンジ」が見頃を迎えている。青葉区の藤崎本館北側の中央通では13日夕、市天文台の職員が9月末に発表した見頃予測の検証に訪れ、ビル群に挟まれた夕日の見える時間帯などを確認した。

 見頃になったのは午後4時半から約20分間で、予測通りの位置かどうかを確認するため写真撮影した。学芸員の高橋知也さん(29)は「中央通の真ん中近くに落ちる夕日が見られた。夕方に晴れていたら、西の空に注目してほしい」と話した。

 市天文台によると、見頃は中央通、定禅寺通、広瀬通、青葉通が18日までの1週間で、南町通が20~26日。雲がかからなければ、いずれも午後4時半前後が「映える」時間になる。

 市内では、センダイヘンジを新たな観光資源にしようという動きが広がっている。中央通ではこの日、スマートフォンでシャッターを切る人々の姿が見られた。

 センダイヘンジは青葉区の高層建築物が立ち並ぶ東西方向の大通りなどで、冬至の60日前後に当たる毎年2月と10月に夕日が沈む光景。

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