ビール出荷が最低=震災響き7年連続―昨年

ビール大手各社が17日発表した2011年のビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)出荷量は前年比3.7%減の4億4238万9000ケース(大瓶20本換算)だった。現行統計が始まった1992年以降では、7年連続で過去最低を更新。下落率も、発泡酒への増税で市場が縮んだ03年(6.3%減)に次ぐ2番目の大きさとなった。
 少子高齢化などによる需要減に加え、東日本大震災でビール工場や包装資材工場が被災。製品の供給に支障が出たことが影響し、全社が数字を落とした。 

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