ビール80種が大集合、9日から仙台オクトーバーフェスト 3年ぶり開催

ドイツと東北のビールの飲み比べを楽しめる「仙台オクトーバーフェスト」が9~25日、仙台市青葉区の錦町公園である。新型コロナウイルス禍で中止が続いたため、開催は3年ぶり。

 印刷会社のユーメディア(若林区)が運営するプロジェクトが主催し15回目。東北の地ビールメーカーなど11のブースが約80種のビールを1杯1000円前後で販売する。ソーセージやソフトドリンクなどを売る9店も出る。ステージでは地元やドイツ出身の音楽家による演奏がある。

 入場料は1000円で、ビールなどの飲食物を購入できる500円分の商品券付き。平日は午後4~9時で土日祝日は午前11時~午後9時。12、13、20日は休業。

グラス傾け「婚活」も

 仙台オクトーバーフェストの会場内で23日、ビールを楽しみながら結婚相手を探すイベント「ビールde婚活」がある。イベント運営などを手がけるアートセレモニー(塩釜市)が主催。佐藤律子社長(50)は「マッチングはせず、連絡先交換なども任意。気軽に来てほしい」と参加者を募っている。

 フェストに合わせ2016年から毎年開催し、例年100人前後の男女が参加。20、21年は新型コロナウイルス禍で中止だったため、3年ぶり5回目となる。

 イベントはテント席を貸し切って実施。ビールを含め飲食物は各自購入して交流する。最後に希望者で会場のごみ拾いを行う初の趣向もあり、フェストの運営に貢献しながら互いの素顔を確かめる機会にもなる。

 午前11時半~午後2時。参加費3500円(フェスト入場料1000円は各自が別途負担)。希望者はイベントのサイトから申し込む。連絡先はアートセレモニー022(707)2178。

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