4月4日、東京湾岸署から保釈されたピエール瀧被告。詰めかけた報道陣に対して約30秒間、深々と頭を下げた
“薬物ジャンキー”の新天地は、意外な場所になりそうだ。
コカインを摂取したとして麻薬取締法違反罪で起訴されたミュージシャンで俳優のピエール瀧被告(52)。4月4日に保釈が認められたものの、お蔵入りとなった映画やドラマなどの損害額は数億円に及ぶ。さらに所属事務所からもクビになり、芸能人としての生命は完全に断たれてしまったかのようにみえる。だが――。
ここへきて、瀧被告に思いがけないラブコールが巻き起こっているのだ。
「彼が活動を再開するとなれば、メインとなるのは海外でしょう。そもそも『電気グルーヴ』はヨーロッパで人気に火がついた。とくにドイツでは最大規模の音楽イベント『MAYDAY』にも出演しています。ヨーロッパはクスリに対するアレルギーが少なく、薬物中毒者のミュージシャンも平気で受け入れる文化がある。依存症治療や判決次第ですが、海外に拠点を移せばスンナリ復帰できる可能性が高い。そこで”相棒”である石野卓球(51)との合流のシナリオは十分にあり得ますよ」(レコード会社関係者)
瀧被告が薬物に手を出したのは海外渡航がキッカケだったとも言われている。ドラッグが身近にあるヨーロッパで再使用の誘惑に勝てるのか――。瀧被告の依存症克服の覚悟が問われている。
4月12日発売のFRIDAY最新号では、『スクープワイド 平成さよならスキャンダル』と題して「ピエール瀧」などの記事を掲載している。