ピエール瀧容疑者コカイン逮捕で…なぜか“トバッチリ”な3人の女優たち

俳優でミュージシャンのピエール瀧容疑者（５１）がコカイン使用容疑で逮捕され、世間は騒然としているが、とんだトバッチリを受けた女優が３人いる。山本美月（２７）と、酒井法子（４８）と、のん（２５）だ。

　山本美月は、２０１５年放送のＮＨＫドラマ「６４（ロクヨン）」でピエール瀧容疑者と共演。このドラマには、２月に強制性交容疑で逮捕された新井浩文（４０）も出演しており、３人で仲良さげに食事している写真が、１７年９月に新井のツイッターにアップされていた。

　もちろん、山本美月は２人の事件とは何の関係もないのだが、ピエール瀧容疑者の逮捕をきっかけに、この“３ショット”がネット上に急拡散。

「満面笑みの山本を中心に、左に新井、右にピエール瀧容疑者が写っていますが、新井は冗談めかして〈両脇犯罪者じゃないよ〉とツイート。その両脇が犯罪者になってしまったため、ネットでは〈すごい奇跡〉などとはやし立てています。山本に同情する声も多いですが、女優はイメージ商売ですからねえ……」（芸能プロ関係者）

　間が悪いのが酒井法子。各メディアが１３日に一斉に「酒井法子　１１年ぶり地上波で歌唱」などと報じたが、ネット上のコメントは荒れ気味だ。

「ピエール容疑者のコカイン逮捕の報と重なってしまったため、０９年の酒井の覚醒剤事件が蒸し返されてしまっています。とっくに罪は償っているのに、〈芸能界は薬物や犯罪に甘い〉〈メディアに出るのは遠慮しろ〉などと、矛先が酒井にまで向けられている。酒井の“復活”を印象づけるはずが、タイミングが悪すぎましたね」（スポーツ紙芸能担当デスク）

　のんもトバッチリを受けそうな１人だ。ピエール瀧容疑者は現在放送中のＮＨＫ大河「いだてん～東京オリムピック噺～」に、足袋屋の店主役として出演していた。

「視聴率１ケタにあえぐ『いだてん』の“起爆剤”として、のんの出演がささやかれています。のんが１３年に主演したＮＨＫ朝ドラ『あまちゃん』の脚本家も宮藤官九郎。のんにとっても大河出演となれば、“地上波本格復帰”の足掛かりになりますが、ご存じの通り、あまちゃんにはピエール瀧容疑者も出演していた。そのイメージもあるし、そもそも『いだてん』の先行き自体が不透明な状態です」（前出のスポーツ紙芸能担当デスク）

　芸能ライターのエリザベス松本氏が言う。

「山本さんは本当にかわいそうですが、彼女のクリーンなイメージは損なわれないと思います。酒井さんは、今後も芸能人の薬物事件が起きるたびに引き合いに出されるでしょう。のんさんは、仮に『いだてん』に出演することになっても、話題がすべてピエール瀧容疑者と結び付けられる可能性がある。それでは、せっかくの晴れ舞台も注目度は薄れてしまいます。ほとぼりが冷めてからの方がいいのではないでしょうか」

　ピエール瀧容疑者も、いろいろな意味で“罪な男”だ。