「ぜひニューヨークにお越しいただき、日本のアピールの目玉として、パフォーマンスをご披露いただきたい」――。岸田文雄外相は12日、国連のSDGs(持続可能な開発目標)をPRする動画を公開したピコ太郎さんと外務省で面会し、17日に国連本部で開かれる会合に合わせた政府主催レセプションへの出演を打診した。
ピコ太郎さんは2月、外務省から「SDGsの宣伝を」という依頼を受け、世界中で大ヒットした「PPAP ペンパイナッポーアッポーペン」の替え歌を作り、7日に公開したばかり。最後の決めせりふでSDGsを意味する「サステナブル ディベロップメント ゴールズ」という難しい言葉を早口で言うのが特徴だ。
この日、岸田氏の「ピコ太郎さんの人気の高さとあいまって、認知度を高める大きな効果がある」というオファーに、ピコ太郎さんは「ドッキリじゃないですよね」と戸惑いながらも「ぜひがんばらせてください」と快諾。最後は2人で仲良く、SDGsの目指す17分野の「17」をあらわすポーズをしてみせた。(笹川翔平)