ピコ太郎と古坂大魔王のこれまでの収入を、TV業界人が勝手に算出!

2016年に最もブレイクした芸能人といえば、間違いなくピコ太郎の名前が多く挙がるはずだ。古坂大魔王としての仕事も以前からあるにはあったが、今回のブレイクで彼が得た仕事の量はその比ではないだろう。しかし、これほどの活躍が続くとなると、当然ながら気になるのがそのお金事情だ。果たしてピコ太郎の懐にはどのくらいのお金が転がり込んでくるのだろうか。

「ちまたではYouTubeの再生回数に応じた莫大なお金が入ってくると騒がれていますが、正直こちらは高くても数千万のレベルなので、全体から見ればそこまで大きな金額ではありません。それよりも、そのほかの部分での収入がすごいんです」(放送関係者)

そのほかの収入とはいったい何だろうか。

「テレビ出演のギャラです。以前は1回の出演で15万円から20万円程度でしたが、今は2倍。30万円から40万円のギャラが払われています。さらに、イベント出演も多いのですが、こちらも2倍ほどになって1回あたり100万円といわれています。相当なお金が動いていますね」(テレビ番組プロデューサー)

テレビもイベントも以前の2倍とはすごいが、たしかにそれに似合うだけの躍進を遂げたのは事実だ。

「また、CMギャラが莫大です。本来の知名度から言えば4000万円から5000万円ほどは取ってもいいレベルですが、ピコ太郎さんはCMギャラを抑えていて、その代わりに、たくさんのCMに出る戦略をとったようです。そのため、CMのギャラも1000万円から1500万円ほどですが、契約満了時期が不明ながら現状では8本ほどあるので、こちらのギャラだけで8000万円ほどになるのではないでしょうか」(同)

たしかに2017年のお正月に放送されたCM出演者ランキングでは圏外から9位にランクインしているだけに、こちらも見過ごせない収入源といえるだろう。

このような情報をもとに、ピコ太郎が「PPAP」を配信してから得たお金を計算すると、どうなるのか。

「テレビにはおよそ200番組ほど出ていますので、およそ6000万円のテレギャラが渡っています。さらに、CMが8000万円で、イベントは総数が不明なものの少なく見積もっても2000万円ほどは稼いでいるはずです。また、そこにYouTubeのお金が入るので、総額としては1億8000万円ほどになると思われます」(同)

「PPAP」の動画を配信したのが8月25日であり、およそ5カ月でこれだけの金額を稼いだ計算になる。これだけの短期間で2億円近いお金が入っるとなると、やはりこれは特別な事例といえる。

だが、これが全てピコ太郎のもとに入るわけではないという。

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「芸能事務所はマージンとしておよそ40から50%を取ります。仮に40%なら残りは1億800万円です。また、節税をしていない場合には累進課税で45%が税金として持っていかれるので、仮にそうなら本人の手元にはおよそ6000万円残ります」(芸能事務所スタッフ)

税引き前でおよそ1億円とは、これでもすごい。しかし、それと同時に事務所の取り分と税率もすさまじいと言える。いずれにしても、ピコ太郎はこれだけのブレイクを果たしたわけだ。今後の活躍にも期待をしたい。(文=吉沢ひかる)

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