昨年10月から米ニューヨークに活動拠点を移したお笑いコンビ「ピース」の綾部祐二(40)が、いよいよ世界デビューを果たす。11月20日から190カ国で配信される、Netflixのオリジナル料理バトル番組「ファイナル・テーブル」に審査員として登場。綾部は「僕自身がネタをしたわけではないですが、アメリカの番組に出ている以上、世界デビューしたことに変わりはない。最高でした」と鼻高々に振り返った。
ついに世界デビューを明らかにできる時がきた。番組が収録されたのは渡米1カ月後の昨年11月。綾部は「英語は渡米して1カ月くらいでの撮影だったので、ほぼゼロ」と勢いだけでチャレンジ。出演者一人ずつに与えられる専用トレーラーの控室に「豪華すぎるだろ」と仰天。本番では「ノリだけで同じことを何回も言う“かぶせ”はごっそりカットされていました」としながらも、ラーメンを食べるジェスチャーで笑いをとるなど、コメディアンとしての爪痕は残したようだ。
番組は、世界15カ国からシェフが集まり、腕を競う“世界版料理の鉄人”。毎回テーマとなる国の著名人、美食家、シェフらが審査員を務める。綾部は日本がテーマの回に、モデルとして国内外で活躍する森星(26)らと登場した。
16年10月に世界的スターを目指すと会見。しかし、ビザの関係で延期されるなど、紆余(うよ)曲折を経て昨年10月に渡米。その後、海外向けの仕事はほとんどなかった。2年越しの第一歩に「誰でもいいからスターと共演して、自分もスターになる」と今後の野望を語っている。