ファミマとJTBがタッグ 相乗効果で顧客増狙う

 コンビニエンスストア大手のファミリーマートと、JTBグループの法人向け事業会社であるJTB法人東京(東京都新宿区)は14日、新事業開発で業務提携をしたと発表した。互いの顧客の利便性を高める相乗効果で、旅行商品の拡販と来店者の増大を狙う。
 具体的には、ファミマ店舗などでJTBグループのツアー商品の販売や情報発信などを行い、コンビニの中心顧客層である20~30歳代をターゲットに拡販を図る考え。また、JTBの主要顧客層である中高年層が、旅行前や旅行中にファミマ店舗を利用する機会が増えるような取り組みを展開する。
 第1弾として関東・東海地区のファミマ店舗で15日から、JTBの添乗員が勧める沖縄の特産品をテーマにしたオリジナル商品を扱う「沖縄フェア」を実施する。
 また、JTBグループを利用して海外旅行をする顧客に、海外のファミマ店舗で旅行情報や特典を提供することを検討するほか、現地の店舗で日本の観光情報の発信も行う予定。

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