ファミマのコーヒー、100円に セブンイレブンに追随

ファミリーマートは21日から、ひきたてコーヒー(Sサイズ)を20円値下げして税込み100円にする。昨年「100円コーヒー」を大ヒットさせたセブン―イレブンに追随し、集客の目玉にする。
 ファミマは一昨年秋に、店頭のマシンで1杯ずついれるコーヒーを本格導入した。現在の売り上げは1店あたり1日平均7千円で伸び悩んでおり、値下げで客を増やして1万円を目指す。コーヒーを買う客は常連になりやすく、一緒に買うことが多いパンや菓子もよく売れると期待する。
 セブンが昨年1月に発売した100円コーヒーは、累計4億5千万杯売れた。これを受け、サークルKサンクスとミニストップも昨年6月から全店で100円コーヒーを売っている。今回のファミマの値下げで、コンビニ大手4社の価格がそろい、「コーヒー競争」はさらに激しくなりそうだ。
 一方、ローソンは1杯185円と「高級路線」を貫く。他の4社がセルフ式なのに対し、店員がいれて提供するサービスが売りだ。(生田大介)

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