ファミマを完全子会社化、伊藤忠 TOB実施へ

伊藤忠商事がファミリーマートを完全子会社化する方針を固めたことが8日、分かった。伊藤忠は2月末時点で、グループでファミマ株式の50%超を保有しており、株式公開買い付け(TOB)を実施し、保有比率を100%まで高める。

 コンビニ業界は日本国内の店舗数が頭打ちとなり、他店やドラッグストアなどとの競合が厳しくなっている。完全子会社化で関係を強化し、伊藤忠が持つ海外の調達網を活用するほか、経営の意思決定の迅速化を図る。

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