北欧・フィンランドの大統領府と首相官邸はNATO(北大西洋条約機構)への加盟申請を支持すると正式に発表しました。
フィンランドのニーニスト大統領とマリン首相は「フィンランドは速やかにNATO加盟を申請しなければならない」と加盟を支持する考えを正式に発表しました。
そのうえで「申請に必要な国内での措置が、今後数日以内に迅速に取られることを希望する」としています。
ロシアと国境を接するフィンランドは、これまで軍事的中立を掲げてきましたが、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、安保政策の見直しに着手しています。 今後、フィンランド議会の承認を経て正式に決定し、来月末に行われるNATOサミットまでにNATO側の承認も得られるとみられます。