フジテレビ系列の仙台放送は19日、熊本地震の取材にあたっていた関西テレビの中継車が17日朝に熊本県菊陽町のガソリンスタンド付近で車の列に割り込ん で給油を行った問題で、関連会社の社員が関テレを“擁護”する虚偽のツイートしていたことが分かり、公式サイトで謝罪した。
問題のツ イートは「熊本でテレビ局の中継車がガソリン給油で横入りしたと騒ぎが出ていますが、話を調べると、自分たちの燃料をドラム缶等で持ち込んで来ていて、危 険物の管理をGSにお願いしているらしいです。5年前の東北の地震の時も同じようなことが流れたので直接調べました」というもの。
関テレは18日、給油割り込みの事実を認め、謝罪。この投稿が虚偽だと判明した。
仙台放送は公式サイトで「弊社の関連会社の社員が、熊本地震を取材中の系列テレビ局のモラルを指摘するツイッターへの投稿に関連して、17日午後、事実とは異なる虚偽の投稿をしていたことが分かりました」と発表。
「報道機関に携わる者として、あまりに軽率であり、あってはならない行為でした。今回の件で、多くの皆様に不快な思いを抱かせてしまいましたことを、深く お詫び申し上げます。弊社といたしましては、今後このようなことのないよう、改めて関連会社を含めた社員・スタッフへの教育を徹底してまいります」と謝罪 した。