映画「わさお」(3月5日公開)で“主演”デビューを果たす人気のブサかわ犬・わさおが、日本ユネスコ協会連盟から世界遺産活動の特別大使“犬”(ワンバサダー)に任命されることが6日、発表された。
わさお(3歳のオスの秋田犬)が世界遺産登録の白神山地のふもと、青森・鰺ケ沢で暮らしており、全国的に知名度も高いことから、世界遺産の大切さ、その保護・保全など啓発活動の助っ人として白羽の矢が立った。募金の呼びかけにも、メディアなどを通じて協力するという。
任期は今月13日から1年間。同日都内で行われる映画の完成試写会の席で任命式が行われる。
「わさお」は、わさおが自身を演じる動物映画初の試みで、薬師丸ひろ子(46)らが出演。一切の訓練を受けず“待て”も“伏せ”もできないわさおの自由な姿を収録しながら、人間と動物のきずなを描く。