ブラック企業対策、法案を閣議決定 新卒求人拒否可能に

政府は17日、若者を酷使する「ブラック企業」対策などを盛り込んだ「若者雇用対策法案」を閣議決定した。今国会で成立すれば、今年10月から段階的に実施する。

ハローワークは原則全ての求人を受理しなければならないが、残業代不払いなど違法行為を繰り返す企業の新卒求人は一定期間拒むことができるようになる。

また、就職活動中の学生が希望した場合、過去3年間の離職者数や有給休暇の取得状況、残業時間の実績など職場の情報を提供するよう企業に義務づける。ただ、どの情報を開示するかは企業が選択できる。

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