ネットワーク配信サービスのAkamai Technologiesは8月23日、2012年第1四半期のインターネット動向をまとめたレポートを発表した。日本は10Mbps以上のブロードバンド普及率と平均接続速度の分野で世界第2位だったとしている。
ブロードバンド普及率のトップは韓国の53%で、前年同期比で97%増加した。2位は日本の37%(前年同期比43%増)、3位は香港の28%(同9.7%増)で、上位3カ国をアジア地域が占めた。アジア以外ではラトビア(4位、26%)やオランダ(5位、24%)が上位となり、米国は10位(15%)だった。
平均接続速度でも韓国が15.7Mbpsでトップ。2位は日本の10.9Mbps、3位は香港の9.3Mbpsと、ブロードバンド普及率と同じくアジア地域が上位を占めた。欧州ではオランダが8.8Mbpsでトップとなり、世界平均は2.6Mbpsだった。
ユニークIPアドレスでみたインターネット普及率では米国が約1億4646万アドレスでトップとなり、2位は中国(約9238万アドレス)、3位は日本(約405万アドレス)となった。