日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日まとめた8月の車名別新車販売台数によると、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が2万2263台と15カ月連続で首位だった。2位のホンダの小型車「フィット」(1万7258台)に大差を付けた。
販売台数は納車時の新車登録(軽は届け出)で集計。プリウスは受注から登録まで通常2カ月程度かかり、8月の販売は5、6月の契約が反映されている。政府によるエコカー補助金制度が販売を後押ししてきたが、同制度は今月末の期限前に打ち切られる可能性がある。補助金申請は登録後となるため、プリウスの新規契約は「7月半ば以降かなり減った」(都内のトヨタ系販売会社)との声も聞かれる。