プレミアム牛めし発売=380円、究極の味―松屋フーズ

牛丼チェーン「松屋」を運営する松屋フーズは17日、「プレミアム牛めし」を22日発売すると発表した。並盛りの価格はこれまでの「牛めし」より90円高い380円。東京都内で記者会見した緑川源治社長は「究極の牛めしだ」と強調した。
 松屋フーズは今後、定食などでもプレミアム商品を投入する方針だ。緑川社長は「牛丼業界はデフレの象徴と呼ばれてきたが、これが値上げと捉えられるのか、違う商品だと分かってもらえるのか、社運を懸けている」と語った。
 プレミアム牛めしは、これまでの牛めしで使っていた冷凍牛肉を冷蔵に切り替えることで「別次元のうまさ」(緑川社長)を実現。景気の回復傾向を受けて高い品質を求める人が増えたことを受け、約1年かけて開発してきた。
 7月末までに、首都圏を中心に621店舗で発売し、順次、販売店舗を拡大する予定。プレミアム牛めしを提供する店舗では、従来の牛めしは販売を終了する。

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