ベルリンの少女像「当面認める」 撤去決定の効力停止申請受け

【ベルリン共同】ドイツの首都ベルリン市ミッテ区は13日、区内の公有地に設置され、いったん撤去を求めた従軍慰安婦の被害を象徴する少女像について、設置を「当面認める」と発表した。韓国系市民団体が撤去決定の効力停止をベルリンの裁判所に申請したことを受け、14日までとしていた撤去期限を前に、新たに判断した。今後、日韓双方が折り合える妥協案を探りたいとしている。  同区は8日、日韓間で中立を保ちたいとして、設置の中心となった韓国系市民団体「コリア協議会」に像の撤去を求めると発表していた。協議会は反発し、裁判所への申請とともに、区にも異議を申し立てた。

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