ペニーオークションのトラブルが急増、国民生活センターが注意を喚起

独立行政法人国民生活センターは、新品の家電製品やブランド品などが格安で出品されるペニーオークションに関する相談が増加しているとして、注意を呼びかけた。
ペニーオークションは通常のインターネットオークションと比較すると、入札する際に手数料を支払わなければならない点や、入札単位が小額で固定的に設定されている点、オークションの終了時間が予測できない点などに大きな違いがある。この仕組みを理解せずに利用した相談が増えているという。相談は2009年 11月から寄せられはじめ、2011年1月15日時点では192件に拡大している。年代別では30代が65件ともっとも多く、次に40代(54件)、20 代(22件)と続く。男女比は男性143件、女性47件と男性が3/4を占める。
同センターでは消費者へのアドバイスとして「利用は慎重に」「参加するなら、冷静な判断力を失わないこと」「一度“通貨”を購入すると返金されない」「不審なサイトは利用しない」「トラブルがあったら、消費生活センターに相談すること」などを挙げている。

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